第49回 都市山六甲山
服部保さんは六甲山の植生研究の第一人者として有名です。訪花昆虫から始まって照葉樹林、里山、チガヤ、蝶類群集、ビオトープ、都市林など様々な課題について、生物多様性の保全の視点から研究を進めておられます。また六甲の植生復元、北摂のクヌギ林の保全、三田市の里山保全などの課題にも取り組んでおられ、自然環境に関わる人にとっては示唆に富んだお話になるでしょう。
| 開催日時 | 2007年4月21日(土) 13:00 |
|---|---|
| 会場 | 六甲山自然保護センター |
| 講師 | 服部 保(兵庫県立人と自然の博物館 研究部長) |
| 詳細 | 報告書抜粋PDF |
新緑の季節が到来
4月に入り、六甲山自然保護センターが開館しました。六甲山に上る途上で多彩な新緑を目にして、春を実感しました。午前中のボランティア整備には13名が参加されました。近畿自然歩道に覆いかぶさったツル植物を手入れし、景観が明るくなりました。
待望の『六甲山物語1』が大好評
市民セミナーの36回分をまとめた『六甲山物語1~六甲山を深く知る36話』が完成しました。124ページの体裁で、今までのセミナーを歴史や文化、生物などの6つのカテゴリ別に再編集しています。会場でお配りし、皆さんに大好評でした。
服部さんは日本一をつくる名人
市民セミナーでは兵庫県立人と自然の博物館の服部さんにお話いただきました。服部さんは六甲山の植生研究の第一人者としてご活躍です。「日本一」というキャッチフレーズをつくられるのが得意で、兵庫県の各地で「日本一」の言葉を生み出してこられました。「日本一の里山」や「日本一の分水界」など、今までにいろいろな「日本一」の名付け親になっておられます。
六甲山は日本一の都市山
服部さんは六甲山の特色は里山でも都市林でもなく、「都市山」で、100万都市の背後の1000m級の山として日本一の都市山だと解説されました。六甲山は、身近な自然であるからこそ、環境学習の場として最適な場所であり、都市に住む人のための山としての利用を考えていく必要があると強調されました。
整備活動にも太鼓判をいただきました
植生管理の分野でもご活躍の服部さんから、活用する会の整備活動についてもアドバイスをいただきました。「ササ刈りやツル植物の手入れなどはどんどんやってください。」と、我々の活動に太鼓判を頂きました。活動を進める上で大いに励まされました。
六甲山を活用する会事務局
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