第50回 ハチ類の基礎知識
大谷さんは昆虫がご専門で、ご経歴も多彩です。全国で年間35人ほどハチに刺されて亡くなっているそうですが、その真偽を解明したいとお聞きしました。 昆虫の中で「刺す」という特徴をもつハチ類は、人々の関心をよぶが、雑多な知識が入り乱れていて、必ずしも正しい知識が入っていない。そこで、多くの誤解をとき、正しい知識を伝えたい。という趣旨で、夏山シーズンを控えて時機を得たお話をしていただきます。
| 開催日時 | 2007年5月19日(土) 13:00 |
|---|---|
| 会場 | 六甲山自然保護センター |
| 講師 | 大谷 剛(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員) |
| 詳細 | 報告書抜粋PDF |
市民セミナーもついに50回
午前中には平成19年度の総会を行いました。当会の活動も7期目となり、六甲山魅力再発見市民セミナーを柱として、六甲山環境整備協議会など、さらに本格的な活動を展開していきたいと思います。
午後からの市民セミナーは、記念すべき50回目。六甲山上で初めてハチをテーマに取りあげたセミナーで、39名が参加されました。六甲山でもハチに刺される時期を控えて、質疑応答も活発で、関心の高さがうかがえました。
ハチの生態を趣向をこらしたスライドで紹介
市民セミナーでは兵庫県立人と自然の博物館でハチ類を研究されている大谷さんにお話いただきました。
大谷さんには趣向を凝らしたスライドを数多くご用意いただきました。専門的なお話の中に、淡路花博のキャラクター「ユメハッチ」を例にした解説や、マンガを使った解説などを交えて、親しみやすく、分かりやすくお話いただきました。
ハチは平和な昆虫
大谷さんから、ハチに擬態する昆虫のお話や、産卵管として使用されていた針が、毒針に進化していく過程をお話いただきました。どういうときにハチが刺すのか、また刺されないようにする方法も解説いただきました。大谷さんは、平和な昆虫であるハチを過剰に恐れるべきではないと、強調されました。
正しい知識を持ってハチと共存したい
ハチ、特にスズメバチなどは、怖い毒針を持っていて攻撃的なイメージがあります。しかしハチは、巣を守るためにしか刺さないそうです。ハチの毒に過剰反応するのも、全員がなるわけではないということでした。
正しくハチの生態を知って、上手にハチと共存できるようにしたいと思います。
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