第60回 六甲山石の宝殿と修験道
六甲山上の東端、ドライブウェイの南側に「石の宝殿」があります。慶長年間の創設とされ、白山信仰と関連し、雨乞いの行事などで有名です。 宗教宗派とは直接のつながりはないそうですが、全国各地から聖地を求めて訪れる人は多いです。一般の方にはあまり知られていませんが、石の宝殿と南斜面のお不動さんの一帯は神域の雰囲気が漂っています。奉仕活動を続けておられる思いや、石の宝殿に関する資料を整備するというライフワークについても語っていただきます。
| 開催日時 | 2008年3月15日(土) 13:00 |
|---|---|
| 会場 | 六甲山YMCA |
| 講師 | 山下 清志(六甲山石の宝殿 宮司) |
| 詳細 | 報告書抜粋PDF |
雪解け
思えば毎週のように雪が積もっていた今年の冬の六甲山。積もっていた雪は消え、春になりました。
午前中の整備活動には10名が参加。先月は大雪で区画の確認もままなりませんでしたが、今月は整備エリアの区画割りや、照度測定など、作業もはかどりました。
ホラ貝で盛り上がったセミナー
市民セミナーは石の宝殿宮司の山下さんが講師です。山下さんは会社勤務の傍ら、週末にボランティアで宮司をされています。
山下さんのホラ貝をお借りして、ホラ貝演奏を体験しました。参加者の皆さんには真っ赤になってホラ貝を吹く方も。音が出た人は少なかったようですが、山下さんの気さくなお人柄と相まって、いつにも増してアットホー
ムな雰囲気のセミナーになりまになりました。
石の宝殿は六甲山上の文化遺産
石の宝殿は、古来は巨石信仰の場所としてはじまり、約400年前に麓の集落の人たちによって、雨乞いのための石の祠が建てられたそうです。
どこの神社にも属さず数百年受け継がれてきた、民間信仰の神社としては珍しい存在だそうです。今でも他府県から探し当ててこられる人もいるそうです。
山下さんはサラリーマンをされていて、宮司になる気はなかったそうですが、病床のお父さんに頼まれて継がれる決心をされました。以来22年、最近では「神さんのごほうび」を実感されているそうです。
石の宝殿への関心を深めた
山上の東端に位置し、周辺施設も少なく、知る人ぞ知るといった石の宝殿が長い歴史を持つ文化遺産ということを知り、石の宝殿に行ってみたくなりました。
今回で市民セミナーは無事5年目、計60回が終了しました。来年度もバラエティ豊かな講師をお呼びしております。ぜひセミナーにお越し下さい。来月は自然保護センターに会場を移して開催します。
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