11月20日(日)に、「六甲山の石仏見守り活動②」を開催しました。参加者は子ども1名、大人5名、スタッフ5名に、KOBE地域貢献学生スクラム4名が加わり、15名で悪天の隙間をついて活動しました。「石仏講座」はゲストの斎藤豊和さんのお話で、六甲山の歴史や石仏の設置をめぐる時代背景を知り、石仏の由来に目が開かれました。参加者は景観整備のササ刈りに意欲満々でしたので、短い時間でしたが、サイレントリゾート裏道のササ刈りをして、地域貢献の手応えも味わいました。
第2回の参加者2名の方の感想文を紹介します。
③JKさん:
プログラムの内容が素晴らしいです。快いひと時でした。「石仏講座②」では、暮らしに結びついた交易に係る唐櫃道と石仏信仰の史実を基にした考証と推論に魅力を感じました。「石仏めぐりあい散歩」では、六体の石仏を順次拝観し、その場ごとに、西国三十三所の該当する札所を対応したビジュアルな資料でのガイドと相まって印象的でした。共に歴史的文化遺産を対面で学ぶことができて、大変有意義でした。ササ刈りは爽やかな気持ちで取り組めました。
④YOさん:
六甲山は、阪神間で生活している自分にとっては大変愛着のある山です。今日参加させて頂き、たどって来た歴史の深さとそれを守る大切さを知りました。昔の人々の思いをこれからの人々に伝承し、未来に生かしていけたら、また新しい文化が生まれていくのではと感じました。