2009年6月23日に第8回目の六甲の語り部・交流会を開催します。

【語り部】
磯部 俊夫
放送大学 教養学部学生

【語り】
● 高羽字常磐木で80年
● 小学校時代は人口膨張期
● 昭和11年は豊かな時代の代表

**磯部 俊夫さんのプロフィール**
大正14年9月、兵庫県武庫郡西郷町生まれ(83歳)。昭和3年に父が西郷住宅組合に加わり六甲村字常磐木に移り住む。昭和7年六甲尋常小学校入学、昭和13年兵庫県立工業学校(現・兵庫工業高校)入学。昭和17年繰り上げ卒業し軍需工場に就職。昭和20年松山航空隊に入隊。3月の神戸大空襲で焼け出され、昭和21年に戦災者応急住宅、26年に自宅を再建、平成6年にも立替、数度の災禍を経ながら現住所で80年に及ぶ。平成13年、75歳まで技術者として現役で勤めた。以降、シルバーカレッジ、放送大学で学習を続ける。


六甲山の山麓の地域は都市化が進み、歴史や生活文化で失われたものがあります。地域の開発・発展の大きな節目の一つは、昭和初期にあります。時代の証言者である80歳前後の方々に当時の生活体験を語っていただくことにより、地域の魅力を再発見したいと考えました。

磯部さんは長年暮らした「高羽字常磐木」の地名に強い愛着を抱いています。この地名を残したいと念願し、「土地に根を張ることができるかどうか」、永住地を持つことが大切だと主張されています。知的好奇心を絶やさずに学習を続けておられ、昭和初期の体験を思い出しつつ語っていただきます

【日  時】 平成21年6月23日(火) 午前10時~12時
【場  所】 高羽地域福祉センター (神戸市灘区新在家南町3丁目2-2地図はこちら         
【募集人員】 30名(どなたでも参加できます)
【参 加 費】 200円(資料費などの実費程度)

チラシPDFをこちらからダウンロードしていただけます

お問い合わせ・お申込は事務局まで。