参加申し込み

市民セミナー報告書より

記念碑台からは今年一番の眺望

先月とはうって変わって、すっかり冬の装いになった六甲山。自然保護センターにもストーブが登場する寒さでした。そんな清新な朝の空気の中、記念碑台からは大阪湾が一望できました。今年最後の自然保護センターでの市民セミナーの良い記念になりました。
近畿自然歩道のササ刈りには12名が参加されました。前回までにササを刈った部分に、どんな植物が出現したかも調査しました。10種類以上が確認でき、ササ刈りの成果を確信しました。

レンジャーは国立公園の管理で大忙し

市民セミナーの講師には、国立公園のレンジャー、七目木さんを迎えました。七目木さんは瀬戸内海国立公園の六甲・淡路・西播地区を1人で担当されており、国立公園の利用に関わる許認可の仕事だけで大忙し。レンジャーを補佐するアクティブ・レンジャー、小野さんにもお話いただきました。

六甲山は特異な国立公園

海外では、アメリカのグランドキャニオンのように、大自然そのままの国立公園が多いですが、日本ではほとんどが人間の住む地域を含みます。
六甲山は、大都市に隣接していることや、国有地がわずかしかないこと、植生には植林が多いことなど、国内でも極めて特異な国立公園です。

自然環境の保全に市民が関わりたい

国立公園は規制ばかりと思いきや、森の手入れなどは申請すれば許可されるそうです。市民が積極的に自然環境の保全に関わりたいと思います。