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市民セミナー報告書より

山上のアセビは五分咲き

近畿自然歩道沿いのアセビは五分咲きでした。気候も暖かくなってきて、いよいよ春間近だと感じます。山道法面のササ刈りを終えて、最初の春を迎えます。さて、どんな草花が芽吹いてくれるのでしょうか。楽しみです。

今期締めくくりのセミナーは大賑わい

市民セミナーでは「六甲・摩耶山の活性化」について、六甲摩耶鉄道㈱の今西社長と幹部の方にお話いただきました。阪神グループの六甲摩耶鉄道は阪急との統合の渦中で、今後の動向が注目されています。
六甲摩耶鉄道の代表のお話に、参加者も興味津々だったようすで、40名の方が参加されました。

震災後の低迷挽回に奮闘中

阪神淡路大震災で六甲山の観光客は激減して以降、六甲山を訪れる観光客は半分に減ったままです。山上で保養所を運営する事業者も半減し、個人所有の別荘が増えているそうです。
六甲ケーブルは六甲山上のキーステーションとして、集客のための様々な試みをされています。市民セミナーにも今西さんをはじめ、4名の方が来られ、奮闘振りが伝わってきました。

エコツーリズムなど多彩なイベントを展開

六甲摩耶観光推進協議会が中心となり、施設整備やイベント開催などさまざまな試みをされています。六甲山という資源を活かして、エコツーリズムや六甲摩耶学検定、夜景鑑賞ツアーなどに注力され、六甲山活性化に向けた多くの活動を展開されています。

阪急・阪神統合後にも期待

阪急と阪神が連携した効果では、4月からは山上と麓を繋ぐバスの利便性が向上するそうです。六甲ケーブルの乗客が減る懸念もありますが、阪神電鉄の「輸送奉仕」の経営理念の下、地域社会への貢献を第一に考えた結果だそうです。市民活動を展開する私たちも感銘を受けました。