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市民セミナー報告書より

積雪の中で、景観整備の調査

今年は例年には珍しい大雪の六甲山。午前中の整備活動は積雪のため、先月までに設定した植生調査の区画の標識を見つけるのに苦労しました。 参加した10人で、対象地域を歩きながら、今後の調査の構想を練りました。

ファミリー揃っての講演

武頼庵さんは市民セミナー初の外国人の講師です。約20年前に折り紙がきっかけで日本に来られた武頼庵さんは、六甲山に住んで4年目です。セミナーでは、六甲山での暮らしの地獄と天国をご紹介いただきました。
奥さん、息子さんとご家族揃って出席されました。山上の温かな家庭生活が想像できる、終始和やかなセミナーになりました。六甲山暮らしを考えている参加者も多く、質疑応答もとても活発でした。

六甲山住まいはDIY生活

ある日目にした新聞記事から始まった六甲山暮らし。引越し当初はカビだらけ、ゴミだらけの家を片付けるだけでも1ヶ月かかったそうです。梅雨の時期は湿気に、冬は隙間風に悩まされ、台風でテラスが飛ばされてしまったそうです。
フローリングを張ったり、暖炉の薪割りをしたりというDIY生活を楽しんだり、都会では味わえない六甲山の自然や親しい仲間との暮らしを楽しまれています。「世界で住むなら六甲山」と、流暢な日本語でお話されました。

六甲山上の生活実感に触れた

実際の生活を基にした実感のあるお話で、六甲山での暮らしの辛さや楽しさがよく伝わってきました。外国人である武頼庵さんのお話は、六甲山に対する先入観が少なく、新鮮な視点で六甲山を見直せました。
武頼庵の出身地のボルダーはロハス発祥の地としても知られます。そんな武頼庵さんから「世界の中で住むなら六甲山」と太鼓判を押していただいたのは、それだけで六甲山の魅力再発見になりました。