六甲山上のシュラインロード(唐櫃古道)にある西国三十三カ所巡りの石仏群は、200年前に建立されて、風雨にさらされながら今もたたずんでいます。4年前から、忘れられがちな石仏群の保全・整備に取り組んでいます。1825年以来建立200年を記念して、全石仏に札所の標識・標札を設置しました。また、石仏への参道も清掃し、丸木階段を設置して行きやすくしています。石仏の参拝や解説をしながら、清掃・整備もする企画で、「六甲山の石仏・歴史クリーンハイク」を実施しています。7月から11月まで第3日曜日に③④⑤⑥の4回を開催します。石仏群の存在を知っていただき、保全や整備も体験してくださることを願います。