2009年12月8日(火)~15日(火)に六甲道勤労市民センター4Fで「昔の六甲を知ってみよう!~六甲の語り部と昭和初期の絵葉書展~」を開催します。
昭和初期にはのどかな田園地帯であった灘区・六甲は急激に都市化しています。阪神大水害、神戸大空襲、阪神大震災などの災禍を乗り越えてきた当地は、昔を語る多くのものを失いました。「六甲の語り部」10人に語っていただいた昭和初期の灘区・六甲の姿や生活体験をパネル展示します。灘区・六甲の「ふるさと」といえる原風景を知って、地域の大切なものを伝え残したいと願っています。
12日(土)午後には、絵葉書収集家の石戸信也さんの講演と、「六甲の語り部」10人を囲む座談会も催します。
◆「六甲山を活用する会」の活動紹介
六甲山上で7年半続けている「六甲山魅力再発見市民セミナー」、環境学習の「六甲山子どもパークレンジャー」、「環境整備ボランティア活動」などの活動ぶりを展示します。
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▼パネル展
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日時:2009年12月8日(火)~15日(火)9:00~21:00
会場:六甲道勤労市民センター4F(神戸市灘区深田町4丁目1-39-401)
参加費:無料
 2005年に「六甲道今昔物語と六甲山の魅力」、2006年に「六甲山~海から山へ、山から海へ~」を開催し、都市化する灘区・六甲の原風景を訪ねて「ふるさと再発見」を試みました。2008年・2009年には、灘区の旧六甲村の地域で「六甲の語り部・交流会」を10回開催して、昭和初期の体験記録や資料が集まりました。「六甲の語り部・交流会」の様子や記録を展示して、さらに多くの「六甲の語り部」が体験を語りついでいくきっかけにできればと考えました。
 12月12日には記念講演「絵葉書で見る昭和初期の六甲」、「六甲の語り部集合!座談会」も開催し、昭和初期の姿にいっそうの興味を深めていただきます。
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▼記念講演「絵葉書で見る昭和初期の六甲」――――――――――――――――――――――――――――――――
日時:2009年12月12日(土)13:00~15:00
講 師:石戸 信也 (絵葉書研究家)
会 場:六甲道勤労市民センター4F服飾室
定 員:30名(先着順)
参加費:無料
申込:当日受付
講師:石戸信也(絵葉書研究家)
昭和初期の姿を見るには絵葉書は絶好の資料です。神戸の絵葉書収集の第一人者といわれる石戸信也さんから、昭和初期の絵葉書40点を出展していただきました。灘区生まれの石戸さんに、「絵葉書で見る昭和初期の六甲」をテーマに、原風景を偲ぶとともに、今後への期待も語っていただきます。
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▼「六甲の語り部集合!座談会」――――――――――――――――――――――――――――――――
日時:2009年12月12日(土)15:30~17:00
語り部:①若井 喜一 、②林 慶一郎、③長島 孝次、④存 徹乗、
    ⑤上野 貞冶、⑥豊田 和子、⑦豊田 實、⑧磯部 俊夫、
    ⑨海津 俊子、⑩田林 幸一(敬称略・開催順・出席可能な方)
会 場:六甲道勤労市民センター4F服飾室
参加費:無料
定 員:30名(先着順)
申込:当日受付
これまで10人の「六甲の語り部」の皆さんが昭和初期の体験を語りました。改めて集まって、灘区・六甲の原風景について語り合っていただきます。一般参加の皆さんとの活発な意見交換も期待しています。
※座席が限定されていますので満員の場合はご容赦ください。
チラシPDF